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光触媒の性能評価〜水素発生量の測定〜センサーガスクロマトグラフSGC®アプリケーションデータ有機-無機ペロブスカイト結晶の次元性の違いによる水素発生能評価測定事例Hydroiodicacidとphosphonicacidに各微結晶を飽和になるまで加え、さらに0.05g添加した。白色光を照射しながらセンサーガスクロマトグラフ(SGHA-P3-A)による水素検出を行い、水素発生能を評価した。光照射は測定開始2分後より行った。(図1)評価方法● 光触媒から発生する水素を2分で測定(一酸化炭素も同時測定)●1回の試料注入量はわずか1cc●濃縮不要で簡単操作●連続測定によりガス濃度の経時変化を観察可能(オプション機能)●1~100ppmの水素測定が可能なSGHA-P3-Bもラインアップ●JISK0315:2022準拠 (半導体式微量ガス測定装置による還元性微量ガス測定方法)SGHA-P3-ANISSHAエフアイエスわずか2分で測定10ppb〜10ppmの水素を図1 ペロブスカイト化合物評価方法図2 ペロブスカイト化合物次元性別水素発生量松見渓太,藤田正博,竹岡裕子,陸川政弘「有機-無機ペロブスカイト結晶を用いた水素発生(I)-ペロブスカイト化合物の次元性の影響-」第70回応用物理学会春季学術講演会2023年3月16日サンプル光触媒: ペロブスカイト化合物粉体0.05g ◦MAPbI₃(3D) ◦OA0.15MA0.85PbI₃(q-2D) ◦OA₂PbI₄(2D) ※OA:CH₃(CH₂)₁₇NH₃-基 ※MA:CH₃NH₃-基反応溶媒: HI,H₃PO₂混合溶液系の条件容積: 500mL(2ポートガラス瓶内での実験)気温: 室温ペロブスカイト化合物の次元性が光触媒能に及ぼす影響を調べることを目的とし、2D、q-2D、3Dペロブスカイト微結晶の光照射下の水素発生能を評価。光触媒能によりhydroiodicacidが分解され、水素発生したことが示唆された。発生した水素を自動測定にて、およそ3分毎に計測が実施されていることがわかる。(図2)ポイント測定条件
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