ADVANTEC 総合カタログ 2023-2024 208-209(210-211)

概要

  1. ウルトラフィルター/ホルダー
  2. ウルトラフィルター
  1. 208
  2. 209

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ADVANTEC2023-24●ウルトラフィルター07208ウルトラフィルターウルトラフィルターユニット攪拌型ウルトラホルダーリザーバーアクセサリー遠心型ウルトラホルダー耐薬品性一覧ウルトラフィルターULTRAFILTER●蛋白質、核酸、多糖類、有機および無機のコロイド状粒子などの分離を目的とした活性層と、異方性ポリマーを多孔質フィルム状にキャスティングしたスポンジ層からなる、分子サイズで分離する膜です。●濾過速度が速く、pH、温度変化に対し、安定した濾過ができます。●膜の乾燥を防ぐため、20%エチルアルコール水溶液に浸漬しています。●包装に使用しているチャック付袋は、保存に便利です。主要用途●蛋白質、酵素、核酸、多糖類、ホルモンなどの濃縮、分離、脱塩、精製●ウイルス、パイロジェンの除去および濃縮●臨床分野における尿中蛋白質の濃縮●有機組織の抽出物のプレパレーション●工場排水中の有用物質の回収●食品工場における濃縮、分離●油水分離ウルトラフィルタ−の選定適切なウルトラフィルターを選定するには、濃縮しようとする溶質の分子量を検討し、さらに、必要な濾過速度と濾過精度を考慮してください。例えば、リゾチーム(分子量14,800)を限外濾過する場合、分画分子量10,000のフィルター(品名Q0100)を使用すれば、100%に近い溶質阻止率を得られますが、濾過速度は、分画分子量20,000のフィルター(品名P0200)の半分以下です。P0200の溶質阻止率は、約90%ですから、効率的な濾過速度を得るためには、定量的に濃縮する場合や、貴重な試料などの場合を除いて、P0200の使用をおすすめします。溶質阻止率(%)測定値は、ウルトラフィルター選定の目安とするために、いくつかの分子量の物質を濾過したときの溶質阻止率を示したものです。分画分子量の表示は、溶質分子の形状(球状、鎖状など)により異なる場合もありますので、目安としてお考えください。品名の読み方包装(枚/箱)D=10E=5寸法分画分子量0100=10,000材質 P=芳香族ポリアミドQ=ポリサルホン0200=20,0000500=50,0002000=200,000076=76㎜013=13㎜025=25㎜043=43㎜0500076EQ062=62㎜090=90㎜150=150㎜標準性能品  名Q0100P0200Q0500Q2000分画分子量10,00020,00050,000200,000材質ポリスルホン芳香族ポリアミドポリスルホン最高使用温度100℃pH範囲1〜14溶質阻止率(%)参考値品  名Q0100P0200Q0500Q2000フィルターの分画分子量溶 質   分子量    10,00020,00050,000200,000Bacitracin(0.01%)1,47015105—Lysozyme14,800>98908—α-Chymotrypsin24,500>989585—β-Lactoglobulin35,000>98958510Ovalbumin44,000>98>989560Albumin(0.01%)64,000>98>98>9890BovineAlbumin67,000>98>98>9060γ-Globulin160,000>98>98>98>90◦ 阻止率は、0.01%の溶液60mLを10mLに濃縮したときの残存率で表示。 測定圧は、0.39MPa、Q2000は0.098MPa。◦ 阻止率は平均的な測定値を示しており、保証するものではありません。ご注意:お届けする製品には、使用上の警告事項を表示しています。    詳細は、206頁をご覧ください。特 長Q0100・P0200・Q0500・Q2000
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ADVANTEC2023-24東洋濾紙製品濾過について分析用濾紙試験紙メンブレンフィルターディスポーザブルホルダー/タンクウルトラフィルターカートリッジフィルターハウジングコンパクト/カプセル生産用濾紙/エアフィルター濾過器東洋製作所製品蒸留水/超純水/純水乾燥/培養フラコレ/滅菌電気炉/加熱器環境試験器恒温液槽/スターラー/ポンプ水質試験器科学機器製品優良メーカー分析機器製品優良メーカーその他INDEX07209ウルトラフィルターウルトラフィルタ−の材質品  名分画分子量組  成Q0100Q0500Q200010,00050,000200,000PSUP020020,000芳香族ポリアミド(ポリ-m-フェニレンイソフタルアミド)◦ 補強のため、ポリエチレン不織布が裏打ちされています。 不織布を除く膜自身の厚さは、活性層が1㎛以下、多孔層が約50㎛の異方性多孔構造となっています。CHSOOOCO3CH3nCOCOHNHNnウルトラフィルタ−使用上の注意事項前処理20%エチルアルコール水溶液に浸してありますので、蒸留水でエチルアルコールを洗浄してください。滅菌5%ホルマリン水溶液または25%エチルアルコール水溶液で行ってください(エチレンオキサイドガス滅菌はできません)。圧力最高0.68MPaまで耐えられますが、通常は0.039MPaから0.39MPaの範囲内での使用が適しています(高い圧力をかけると一時的に濾過速度は速くなりますが、すぐ濃度分極が起こり、かえって濾過速度が遅くなることがあります)。再生蛋白質などの目詰まりにより濾過速度が遅くなった場合、0.1%トリプシン水溶液あるいは0.1kmol/㎥水酸化ナトリウム水溶液中に浸漬し、蛋白質を分解してから蒸留水で洗浄してください。保存使用した膜は、蒸留水で表面をていねいに洗った後、20%エチルアルコール水溶液中に浸漬し、密閉容器に入れ、冷温状態で保存してください。また、使用しない膜は、袋の中の空気を押し出し、チャックで確実に密閉し、冷温状態で保存してください。なお、袋の中の液が少なくなったら、20%エチルアルコール水溶液を補充してください。取扱い上の注意膜の光沢面が表面(一次側)です。使用時は、必ず光沢面が高圧側(一次側)になるように、ホルダーにセットしてください。膜面に傷をつけないよう十分留意してください。膜は絶対に乾燥させないようにしてください。膜の耐薬品性とともに、使用する装置の耐薬品性にも留意してください。価 格分画分子量品  名商品コード寸法(φ㎜)包装(枚/箱)価格(税抜き)10,000Q0100013D30010001*1310¥11,060Q0100025E30010002*255¥ 9,950Q0100043E3001000443¥23,200Q0100062E30010006*62¥34,250Q0100076E3001000776¥38,660Q0100090E30010009*90¥46,380Q0100150E30010015*150¥72,88020,000P0200013D30020001*1310¥11,060P0200025E30020002*255¥ 9,950P0200043E30020004*43¥23,200P0200062E30020006*62¥34,250P0200076E30020007*76¥38,660P0200090E30020009*90¥46,380P0200150E30020015*150¥72,88050,000Q0500013D30050001*1310¥11,060Q0500025E30050002*255¥ 9,950Q0500043E30050004*43¥23,200Q0500062E30050006*62¥34,250Q0500076E3005000776¥38,660Q0500090E30050009*90¥46,380Q0500150E30050015*150¥72,880200,000Q2000013D30090001*1310¥11,060Q2000025E30090002*255¥ 9,950Q2000043E30090004*43¥23,200Q2000062E30090006*62¥34,250Q2000076E30090007*76¥38,660Q2000090E30090009*90¥46,380Q2000150E30090015*150¥72,880◦ ウルトラフィルターは、グリセリンを含浸したタイプもあります。ご照会ください。耐薬品性一覧材  質PSU芳香族ポリアミド薬品名       品 名Q0100Q0500P0200Q2000酸類氷酢酸△△ギ酸○△アルコール類メチルアルコール○△エチルアルコール○△n-プロピルアルコール○△エチレングリコール○○エーテル類ジオキサン××テトラヒドロフラン(THF)××エステル類酢酸メチル×○酢酸エチル×△ケトン類アセトン×△メチルエチルケトン(MEK)×△炭化水素類n-ヘキサン△○ベンゼン×○トルエン×△キシレン×○ハロゲン化炭化水素類クロロホルム×△ジクロロメタン×○1,2-ジクロロエタン×○アミド類N,N-ジメチルホルムアミド(DMF)××N,N-ジメチルアセトアミド××ホルムアミド○○セロソルブ類メチルセロソルブ○×ブチルセロソルブ○△その他ピリジン××N-メチル-2-ピロリドン××ジメチルスルホキシド(DMSO)××○:使用可 △:条件により使用可×:使用不可 (条件:フィルターを24時間各薬品中に浸漬)◦ 耐薬品性は、濾過条件(流体の温度、濃度、濾過時間など)によって異なりますので、使用前のテストをおすすめします。フィルター断面(電子顕微鏡写真)*発注時の納期はお問い合わせください。

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