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eko.co.jp2泡の経時変化(安定性・排液現象)溶液安定性装置ST-1では、870nmの近赤外光で透過光、後方散乱光を試料の高さごとにスキャンします。これを経時で繰り返すことで、試料中に濃度変化が現れると光強度の変化として現れます。このグラフのパターンから定性的な評価が、グラフを解析することで定量的な安定性評価を行うことができます。泡の合一が起こる場合、後方散乱光は全体的に減少します。この挙動を捉えることで、泡の経時安定性や消泡性を評価することが可能です。安定性ST-1テクスチャーアナライザーによる感触評価(硬さ・流動性)テクスチャーTAXTplusC液体界面のレオロジー的評価(安定性)液膜の不均一な変形が生じると変形が大きいところで界面活性剤濃度が減少し、表面張力の不均一が生じます。いかに早くこの不均衡を修正するかが泡の安定につながるといわれております。オシレーティングドロップによる界面粘弾性評価OCAシリーズでは液滴の表面積をSin波で変化させ、表面積と表面張力との位相差を見ることで液体表面の粘弾性的挙動をとらえることができます。弾性率E'から界面の硬さに関する情報が、粘性率E"から泡の安定に関する情報が得られます。界面OCAレオメータによる泡の評価(構造・硬さ・感触)レオメータMARSシリーズは、材料に一定のひずみを一定周波数で加え、弾性率の変化を経時で捉えることができます。泡ができてから泡が消える様子を、動的粘弾性測定で評価することが可能です。泡もちがいい場合は経時で貯蔵弾性率の値があまり下がらず、泡もちがわるいサンプルは貯蔵弾性率が経時で低下します。粘弾性MARS試料の高さ光強度凝集・合一→全体で光強度が変化時間泡もちがいい泡もちがわるい貯蔵弾性率テクスチャーアナライザーでは、泡をカップに入れて円盤状のプローブで押していくときにかかる力を測ることで、泡の硬さを評価することができます。1回の測定は数秒で終わるので、泡がすぐに消えてしまうようなサンプルでも測定が可能です。また、グラフの形から大きな気泡が潰れる様子も観察でき、なめらかさの評価にもつながります。ハンドソープやシャンプー、カプチーノやビールなどの泡の測定が行えます。距離時間力表面積表面張力
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eko.co.jp3泡の生成(体積変化・起泡性)泡の評価において実際に泡立て、泡の体積変化を計測し、定量化するのは基本的で重要な評価です。SITAフォームテスターでは攪拌法により泡を再現よく生成し、攪拌後の全体の体積と液体体積を計測することで泡の体積を求めています。攪拌サイクル毎に泡の体積の変化をモニタリングし、泡の生成速さや最大泡量の違いを定量的に評価できるため、起泡性のスクリーニングが行えます。起泡性FoamTester泡の大きさ評価(観察)フォームテスターでは一連の測定で泡の大きさを光学的にとらえることができます。泡の体積変化や排液現象のモニタリング結果と合わせ考察することでより深い泡の考察ができます。泡の大きさや高さによる分布の継時変化をとらえることも可能です。泡サイズFoamTestert100DCAT-9その他界面活性剤に関係する装置表面張力計ラメラ長表面張力界面張力CMC動的接触角バブルプレッシャー型動的表面張力計界面活性剤のキャラクタリゼーション洗浄槽などの界面活性剤濃度のモニタリング表面張力泡の経時変化(安定性・排液現象)生成泡末に取り込まれた液体は時間とともに重力で下降し液体体積が増加します。一方不安定になった泡が合一したり消滅します。泡の体積や液体量をモニタリングすることで生成した泡の安定性や排液現象を評価することができます。冷却潤滑剤では泡は熱を逃がすのを妨げるため泡の発生を極力減らす必要があり、消泡剤の効果を評価することができます。安定性FoamTester最大泡量の比較泡生成が速い泡のサイズμm2泡の数消泡剤の効果時間泡の高さ
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