SIBATA総合カタログ 2900号 482-483(484-485)

概要

  1. 482
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吸入実験装置の種類吸入実験装置は試験物質のばく露方式の違いによって、全身ばく露型と鼻部(頭部)ばく露型に分けられます。■全身ばく露型試験物質を実験動物の全身にばく露して実験するもので、一定容積のチャンバー内に実験動物を置き、規定濃度にコントロールした試験物質を供給し投与するものです。この方式の特徴は、吸入チャンバーが実験動物の飼育装置としての機能を備えているために、長期の吸入実験が可能であり、また取扱が容易なためにほとんどの吸入実験装置はこの方式が採用されています。■鼻部(頭部)ばく露型試験物質を実験動物の鼻部のみにばく露して実験するもので、実験動物を特製のホルダー内に収容し、これをばく露チャンバーにセットして、規定濃度にコントロールした試験物質を供給して投与するものです。この方式の特徴は吸入チャンバーの気積を極力小さくし、試験物質を効率よく投与することができるため、高価な試料の吸入実験に適しています。経口や皮膚などからの影響が多い物質などの吸入実験に使用されています。■試験物質の種類とその用途性   状○常温で固体の 微粉末○農薬、医薬品など○フライアッシュ、カーボンなど○ダストフィーダー DF-3 DF-5粉体試料○常温で液体○農薬、医薬品など○硫酸ミストなど○圧縮空気式 アトマイザー○超音波式 ネブライザーミスト試料○常温で気体○常温で液体○常温で固体○高圧ボンベ充填各種のガス○各種有機溶剤など○昇華性物質など○ガス定量供給装置○加熱気化式 ガス発生装置○加熱気化式 ガス発生装置ガス試料試験物質例発生供給装置試験物質の種類と供給装置吸入実験装置の構成の中でもっとも重要な要素の1つは、試験物質の発生、供給装置です。当社では長い間、粉じん、ミスト、ガスなどの発生装置と測定器を販売してきましたが、これらの機器との組み合わせにより、長時間安定した性能を持つ吸入実験装置を可能にしています。■吸入実験装置の用途主として次のような目的で広く使用されています。1.医薬品、農薬の薬理試験2.大気環境汚染物質の生体影響実験3.労働環境中有害物質の毒性試験4.新規化学物質の毒性試験5.ウイルスなどの感染実験6.放射性物質の吸入被ばく実験7.吸入代謝実験8.呼吸器の機能などに関する研究■吸入実験装置の構成吸入実験装置は次の要素で構成されます。粉じんばく露実験装置空調装置給気エアサンプラー(アンダーセン型)ローボリウムエアサンプラーコンプレッサーダストフィーダー+クリーンエアユニット排気処理装置AS吸入チャンバー粉じん濃度コントロールユニット粉じん計排気ミストばく露実験装置空調装置給気コンプレッサーミスト発生器+クリーンエアユニット排気処理装置MG吸入チャンバー排気エアサンプラー(アンダーセン型)ローボリウムエアサンプラーAS粉じん計ガスばく露実験装置空調装置給気分析計オゾンガス発生装置コンプレッサーオゾン発生器+クリーンエアユニットボンベガス排気処理装置吸入チャンバー排気GCNOXSOXGGO3G吸入装置の種類とその用途482No.2900/2022-20236動物・環境試験装置動物実験概要吸入装置発生器・モニター特殊実験飼育装置魚類試験環境試験参考資料
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仕様吸入物質有機溶剤(トルエン、ジクロロエタンなど)ガスガス発生供給有機溶剤ガス発生装置参照試料濃度ご要望により決定使用動物ラット、マウスなど 1群10~20匹実験方式全身ばく露方式実験対象急性、亜慢性、慢性吸入チャンバー角錐形 800(W)×800(D)×2000(H)㎜材 質 ステンレス製、ガラス窓付、気液分離器、ホッパー洗浄器、自動給水器などケージステンレス金網製ケージ340(W)×340(D)×210(H)㎜4コ/1チャンバー(または個別飼いケージ)実験規模チャンバー1~5基濃度監視非分散赤外分光計、ガスクロマトグラフなど(オプション)給排気処理装置化学フィルター、活性炭フィルター、HEPAフィルターなど試験物質の種類により選定価格¥SZご照会ください仕様吸入物質油脂混入農薬、医薬品など硫酸ミスト、硝酸ミスト、その他ミスト発生供給ミスト発生装置参照試料濃度最大5g/m3以下 ご要望により決定濃度は爆発限界未満とします使用動物ラット、マウスなど 1群10~20匹まで実験方式全身ばく露方式実験対象急性、亜慢性、慢性吸入チャンバー角錐形 800(W)×800(D)×2000(H)㎜材 質 ステンレス製、ガラス窓付気液分離器、ホッパー洗浄器、自動給水器などケージステンレス金網製ケージ340(W)×340(D)×210(H)㎜4コ/1チャンバー(または個別飼いケージ)実験規模チャンバー1~5基濃度監視光散乱式粒子濃度計による連続記録給排気処理装置中性能エアーフィルター、高性能フィルター、活性炭フィルターなどの組み合わせ価格¥SZご照会ください仕様吸入物質粉じん(あらかじめ微細粒子化されたもの)実験濃度0.1~100/100~1000㎎/m3自動コントロール付(濃度は爆発限界未満とします)使用動物ラットまたはマウスなど 1群20匹(ラット)実験方式全身ばく露方式実験対象急性、亜慢性、慢性吸入チャンバー角錐形 800(W)×800(D)×2000(H)㎜材 質 ステンレス製、ガラス窓付気液分離器、ホッパー洗浄器、自動給水器ケージステンレス金網製ケージ340(W)×340(D)×210(H)㎜4コ/1チャンバー(または個別飼いケージ)実験規模1濃度1対照濃度監視光散乱式粒子濃度計による連続記録粉じん発生器ダストフィーダーDF-5型給排気処理装置中性能エアーフィルター 除じん効率80%以上高性能エアーフィルター 除じん効率99.97%以上価格¥SZご照会ください※実験規模はご希望により決定します。労働環境中の有害物質として、多くの有機溶剤や特定化学物質などがあげられ、その生体への影響の研究が以前から行われています。近年はジクロロエタンなど塩素化炭化水素類についての研究も注目されていますが、本装置はこれらの試験物質を対象とした急性、慢性の吸入実験装置です。農薬などの吸入実験をはじめとして、近年重視されている硫酸ミストなど、常温で液体の試料を圧縮空気式のアトマイザーや超音波ネブライザーで微細粒子化し、供給するものです。ミストは吸入実験に適した1~2μm以下の粒径を中心としており、発生量の安定化のためには定量装液ポンプの使用や、比例制御式濃度コントローラーが組み込まれています。本装置はフライアッシュや農薬など、常温で固体の微細粒子状物質の生体影響研究や試験を目的にした吸入実験システムです。これには粒子状物質を均一に保つための、自動濃度コントロール装置が組み込まれます。特徴●本装置は有機溶剤ガス(蒸気)吸入実験に適しています。●非分散赤外分光計との組み合わせ及びチャンバー内ガス濃度の自動コントロールシステムにより慢性実験ができます。●試験物質発生装置との組み合わせにより各種化学物質の吸入実験に対応できます。●吸入チャンバーは、小型(ラット10匹/1基)から大型(ラット100匹/1基)まで、各種用意しています。ご相談ください。特徴●各種のミスト状農薬、医薬品の吸入試験に適しています。●低濃度から高濃度まで広い範囲の設定ができます。●きわめて安定した濃度の吸入実験が可能です。●硫酸ミストや硫酸アンモニウムなどの長期吸入実験も可能です。特徴●高濃度から低濃度まで広範囲のばく露ができます。●粉じんの自動コントロール装置を内蔵しています。●吸入チャンバー内の粉じん濃度は、デジタル粉じん計により連続して測定し記録します。●排気中の粉じんは、サイクロンにより一部回収することも可能です。●吸入チャンバー内の粉じん濃度分布を均一に保つための工夫をしています。●試験物質の排気は、サイクロン、中性能フィルター、および高性能フィルターの組み合わせで十分に浄化します。吸入装置に必要不可欠な、ばく露チャンバー有機溶剤ガスばく露チャンバー SIS-□G型OrganicSolventGasExposureChamber,ModelSIS-□Gミストばく露チャンバー SIS-□M型MistExposureChamber,ModelSIS-□M粉体ばく露チャンバー SIS-□D型FineParticleExposureChamber,ModelSIS-□D483No.2900/2022-20236動物・環境試験装置動物実験概要吸入装置発生器・モニター特殊実験飼育装置魚類試験環境試験参考資料

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