SIBATA総合カタログ 2900号 284-285(286-287)

■捕集管の安全な取扱方法■テクニカルレポート※チップホルダ−293ページ参照サンプリング時①チップホルダ−の切断口へガラス管を差込み、　ガラス管を回してプリカットをつけます。②切断口へ差込んだままガラス管を倒すと簡単にカットすることができます。（ガラスの破片はホルダへ収納されるため安全です。）③反対側の先端も同様にカットしてください。　当社ホームページでは、ガスチューブに関連する法改正や対象製品の紹介、分析に必要なテクニカルデータをレポート形式で紹介しています。目的・用途に応じた有害ガス捕集管シリーズ有機ガス用チューブアルデヒド用チューブフタル酸エステル類・農薬用チューブ特化物チューブ測定環境法律等省庁目的対象基準測定対象物質と対応チューブシックハウス室内空気汚染に係るガイドライン厚生労働省シックハウス症候群対策新築・改築・居住住宅室内化学物質濃度指針値ホルムアルデヒドテトラデカンアセトアルデヒドクロルピリホストルエンダイヤジノンキシレンフェノブカルブパラジクロロベンゼンフタル酸ジ-2-エチルへキシルエチルベンゼンフタル酸ジ-ｎ-ブチルスチレン学校環境衛生の基準文部科学省学校における保健管理、児童・生徒・学生等、および職員の健康の保持増進小、中、高校、大学、高等専門学校、盲学校、聾学校、養護学校、幼稚園学校環境衛生基準ホルムアルデヒド（夏季）エチルベンゼントルエン（夏季）スチレンキシレン二酸化窒素パラジクロロベンゼン住宅の品質確保の促進等に関する法律（品確法）国土交通省住宅に関するトラブルを未然防止新築住宅建設住宅性能評価ホルムアルデヒドエチルベンゼントルエンスチレンキシレン建築物における衛生的環境の確保に関する法律（建築物衛生法）厚生労働省多数者が使用、利用する建築物の維持管理延べ床面積3,000m2以上の建築物、延べ床面積8,000m2以上の学校管理基準ホルムアルデヒド作業環境有機溶剤中毒予防規則（有機則）厚生労働省有機溶剤等による労働者の健康障害の予防アセトンなど17の有機溶剤を製造し、または取り扱う屋内作業場作業環境評価基準脂肪族炭化水素エステル類アルコール類ハロゲン化炭化水素ケトン類芳香族炭化水素類特定化学物質等障害予防規則（特化則）化学物質等による労働者の健康障害の予防特定化学物質を製造し、又は取り扱う屋内作業場など作業環境評価基準ＰＣＢパラ-ニトロクロルベンゼンアクリロニトリルベータ−プロピオラクトンエチレンオキシドベンゼン水銀硫酸ジメチルMOCAホルムアルデヒドアクロレイン事務所衛生基準規則（事務所則）事務室の衛生管理中央管理方式の空気調和設備を設けている建築物の事務所事務所衛生基準ホルムアルデヒド大気有害大気汚染物質（優先取組物質）環境省人の健康保護・生活環境保全大気環境基準　等アクリルニトリル水銀アセトアルデヒドテトラクロロエチレン塩化ビニルモノマートリクロロエチレンクロロホルム1.3-ブタジエンベンゼン1,2-ジクロロエタンホルムアルデヒドジクロロメタン■捕集管の用途TechnicalReport本社〒340-0005埼玉県草加市中根1-1-62http://www.sibata.co.jp/発行元：営業部マーケティング課G-1胆管がんの原因物質について2012年に印刷事業場での元従業員らの胆管がん発症が相次ぎ問題となり、厚生労働省からの発表によると、その原因物質として考えられているものが、印刷機のインク洗浄剤の主成分として使用されていたジクロロメタン、1,2-ジクロロプロパンであり、排気装置等の無い環境下でこれらの物質に高濃度で暴露されていたことにより発症したと結論付けられました。これを受けて当社ではガスチューブ（チャコールチューブ、カーボンビーズアクティブ）を用いて「直接添加法による脱着率の検討」と「添加後の保管時間による脱着率の変化の検討」を行いました。その結果、いずれの捕集管も濃度に関係なく90%以上の脱着率が得られ、一週間程度であれば冷蔵保管（4℃）が可能であることがわかりました。内容○対象とするサンプラーチャコールチューブ・スタンダート型カーボンビーズアクティブ（080150-054）（080150-090）○脱着率の検討算出方法：直接添加法（作業環境ガイドブック５）を参考管理濃度：ジクロロメタン（50ppm）、1,2-ジクロロプロパン※（10ppm）※1,2-ジクロロプロパンについては国内未規定の物質のため米国労働衛生専門会議が定めた許容値を参考に10ppmを基準としました物質添加量：管理濃度で１０L（１L/min×10min）採気時の物質添加量を×1とし、その1/2倍、2倍量を添加○脱着率の経時変化の検討添加から脱着するまでの期間：1日後、3日後、７日後（冷蔵保管）○結果チャコールチューブカーボンビーズアクティブ作成：2013年2月最終更新：2013年8月（01）TechnicalReportG-3カーボンビーズパッシブのサンプリングレートと相関室内環境測定の濃度において。カーボンビーズパッシブが示したサンプリングレートは以下のとおりになります。室内空気濃度付近においては、8時間から24時間のサンプリングでアクティブ法と高い相関関係を持っている事を確認しました。建築物や学校などの室内シックハウス測定のサンプリングに安心してご利用いただけます。内容○サンプリングレートト（参考値値）室内指針値濃度範囲測定時間サンプリングレート[μg/m3](ppm)[ppm][時間][μg/(ppmm・min]トルエン260(0.07)～0.7448～240,144エチルベンゼン3800(0.88)～1.3608～240,136キシレン870(0.20)～2.818～240,158パラジクロロベンゼン240(0.04)～0.5288～240,257スチレン220(0.05)～0.6038～240,085○アクティブブ法とのの濃度比較サンプリングレートは濃度や環境条件などによって変動する可能性があります。より精度の高い測定を行いたいときは、測定環境ごとにサンプリングレートを求める事を推奨いたします。環境測定機器2概要粉じん測定環境測定総合セット大気降下物マスク試験遊離けい酸分析ミニポンプエアサンプラーアスベスト測定ろ紙ガス固体捕集ガス液体捕集ガス直接捕集ガス測定器風速測定照度・騒音温熱測定土壌284No.2900/2022-2023