2023-2025年度版 EYELA総合カタログ 69-70(70-71)

概要

  1. 1.濃縮装置、ガラスコーティング
  1. 69
  2. 70

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https://ssl.eyela.co.jp●表示の価格には消費税は含まれておりません。濃縮装置ガラスコーティング低温・恒温水循環装置(チラー)低温槽恒温槽凍結・噴霧乾燥機乾燥器電気炉減圧装置冷却トラップ装置恒温器振盪機合成装置撹拌機ガラス反応容器定量送液ポンプ液体クロマトグラフ純水製造装置培養装置滅菌装置研究補助準備機器1濃縮装置ガラスコーティング大型ロータリーエバポレーター69高沸点タイプ大型ロータリーエバポレーターLargeScaleRotaryEvaporatorN-52B・102B型■170℃まで恒温加熱できるオイルバスを装備しているので、高沸点溶媒を大量濃縮するのに適しています。■バスには安全性を考慮した断熱処理を施しています。■N-102B型は受フラスコにドレンバルブを標準装備しています。受フラスコをセットした状態で凝縮液を回収できます。(N-52B型はオプションです)■試料フラスコの取付けはフラスコベースを使用してネジ式フランジで簡単に着脱できます。■冷却器には、高い溶媒回収率のコイル式熱交換器を採用しています。⊿t=バス温度−蒸気温度(試料の沸点)冷却水条件:蒸気温度(試料の沸点)−冷却水出入口平均温度=10℃以上試料:水、循環ポンプ(シャワー)ON6.08.010.001020304050602.04.0⊿t(℃)蒸発速度(L/h)N-52BN-102B■蒸発能力曲線データN-102B50・100L高沸点タイプコイル式冷却器型式N-52BN-102B製品コードNo.270770270780試料フラスコ丸型フラスコ 50L(首口径160㎜)丸型フラスコ 100L(首口径160㎜)性能回転速度範囲10∼80rpm 無段変速到達真空度2.6hPa(2Torr)以下温度調節範囲室温+5∼170℃温度調節精度±5℃(試料フラスコ回転時)機能バス温度設定・表示デジタル設定・デジタル表示安全機能空炊防止器、過昇防止器、ヒータ断線警報、漏電・過電流ブレーカ、防滴操作シートパネル、オーバーロードブレーカバスジャッキ機能電動油圧式オートジャッキ構成ヒータ温度調節用3kW、補助継続用2.5kW+3.5kW温度調節用4kW、補助継続用3kW+5kWモータ出力400W冷却器縦型四重蛇管コイル式、冷却面積2.0m2縦型四重蛇管コイル式、冷却面積2.5m2受フラスコ丸型フラスコ20L(ワンタッチ式フランジ止め)丸型フラスコ50Lドレンコック付(ワンタッチ式フランジ止め)真空シールテフロンシール規格バス内寸法・容量・材質内径560×300H㎜・73.9L(実容量約50L)・ステンレス内径700×350H㎜・134.7L(実容量約90L)・ステンレス接続口径吸引ノズル外径22㎜、冷却水ノズル外径20㎜バスジャッキストローク200㎜280㎜使用周囲温度範囲5∼35℃外寸法(㎜)・質量1500W×750D×2300H・約280㎏1700W×850D×2700H・約330㎏電源入力・電源電圧30.4A、9.8kVA・AC200V 三相 50/60Hz41.3A、12.8kVA・AC200V 三相 50/60Hz価格(税抜)3¥7,400,000お問合せください※性能は室温20℃、定格電源電圧時での値です。※温度調節範囲は使用周囲温度、蒸発量などの条件によって異なります。電源プラグは付属していません。運賃、検収費(製品の組立て、立会い検収)が必要です。別途お見積りいたします。LargeScaleRotaryEvaporatorwhichcanevaporatesubstancesofhighboilingpoints.高沸点溶媒の除去、回収関連情報はこちらをご参照ください冷却水循環装置P.131機能・仕様一覧P.28減圧装置P.268寸法図ホームページにて掲載N-52B・102B型モデルチェンジ 2023年4月>後継機種 N-53B型、N-103B型後継機種N-53B型製品コードNo.283500価格(税抜)お問合せください後継機種N-103B型製品コードNo.283510価格(税抜)お問合せください
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製品のご使用の前には「取扱説明書」を必ずお読みください。 ●表示の価格には消費税は含まれておりません。製品に関するお問合せはアイラ・カスタマーセンター濃縮装置ガラスコーティング低温・恒温水循環装置(チラー)低温槽恒温槽凍結・噴霧乾燥機乾燥器電気炉減圧装置冷却トラップ装置恒温器振盪機合成装置撹拌機ガラス反応容器定量送液ポンプ液体クロマトグラフ純水製造装置培養装置滅菌装置研究補助準備機器1濃縮装置ガラスコーティング大型ロータリーエバポレーター70Observations,Data資料・データ 能力検討■濃縮装置の最適条件濃縮装置とは、装置内部を減圧し、恒温の液槽または空気槽に入れた容器内のサンプルを、回転または振動によって、蒸発面積を拡大して効率よく蒸発させ、濃縮するものです。試料容器、加温器、試料容器駆動部、冷却器、回収容器などで構成され、関連装置として減圧装置、冷却水循環装置が使用されます。濃縮装置の蒸発能力 回転速度 試料容器容量 加温温度 真空度 冷却水温度などの要素によって変化します。蒸発能力は回転速度が速いほど、冷却水温度が低いほど、加温温度が高いほど向上します。効率的な蒸発の条件として、 試料の沸点と冷却水の温度との差(ΔT)が15∼20℃以上であること。(沸点は真空度によって変化する。ΔTは最低でも10℃以上必要) 試料の沸点と加温温度との差(Δt)が10∼40℃であること。(Δtは最低でも10℃以上必要)があげられる。(注)ΔTを大きく、Δtを小さくすれば、蒸発量は減少し、回収率はアップします。物質ごとに蒸気圧と沸点の関係が異なるため、真空度を制御することで沸点のコントロールが可能となります。冷却水平均温度と加温温度との中間温度に沸点温度を調整すれば、ΔTおよびΔtを適正値にすることができ、優れた回収率と蒸発能力が得られます。■沸点と真空度の関係濃縮する物質はそれぞれ異なった特性があります。濃縮装置を減圧して使用する際、同じ真空度でも物質の沸点は異なってきます。●エバポレーターでの適正条件の設定例エバポレーターで水を真空度40hPa(30aHn)の条件下で濃縮した場合  大気圧1013hPa(760aHn)時の試料の沸点a100℃(水)  真空度40hPa(30aHn)時の試料の沸点a29℃(水)  濃縮の最適条件より上記条件下での適正条件値  冷却トラップ温度:29℃−15∼20℃=9∼14℃(ΔT)  バス加温温度:29℃+10∼40℃=39∼69℃(Δt)232010203040506041020501×101×105×10アセトンクロロホルムベンゼンピリジン水酢酸シクロヘキサン蒸気圧(真空度/mmHg)蒸気圧(hPa)沸点温度(℃)0102040608010020040060080010001330■主要な物質の蒸気圧と沸点(飽和蒸気圧線図)12345761)蒸発量(mL/min)=蒸発水の密度(g/cm3)試料の密度(g/cm3)×蒸留水の蒸発量(mL/min)×蒸留水の蒸発潜熱試料の蒸発潜熱2)蒸発量(L/h)=蒸発水の密度(g/cm3)試料の密度(g/cm3)×蒸留水の蒸発量(L/h)×蒸留水の蒸発潜熱試料の蒸発潜熱※単位は蒸留水と試料の比ですから蒸発潜熱:kJ/o(kcal/o)、密度:o/m3でもかまいません。物質にはそれぞれ固有の熱的特性があります。濃縮装置の水における蒸発能力から、水と同じ適正条件に合せることにより、物質の蒸発潜熱と密度がわかれば、蒸発量を推算することができます。蒸発量はΔt=25℃(バス加温温度45℃−試料の沸点20℃)なので、N-1300V-W型の蒸発能力表から約11mL/minです。右表から蒸留水の蒸発潜熱=540kcal/o、クロロホルムの蒸発潜熱と密度はそれぞれ58.8kcal/o、1.49n/㎝3です。(なおΔT=20℃−5℃=15℃です。)上記の1)式から、※この計算は近似的に求めています。蒸発潜熱は沸点温度を大気圧で比較していますが、実際は沸点温度が低い場合に、大きな熱量を必要としますから、安全率を10%程度低くしてください。回転速度:180rpmバス加温温度:45℃冷却トラップ温度:約5℃試料の沸点:約20℃(水での真空度=約27hPa(20aHn)、クロロホルムの真空度=約200hPa(150aHn))●推算するための条件設定蒸発量=≒67.8mL/min≒4L/h×11×54058.811.49エバポレーターN-1300V-W型でクロロホルムを濃縮した時の処理量はどの程度?例1蒸発量はΔt=30℃(バス加温温度50℃−試料の沸点20℃)なので、N-52型の蒸発能力表から約5L/hです。右表からメタノールの蒸発潜熱と密度はそれぞれ264kcal/o、0.794n/㎝3です。上記の2)式から、回転速度:60rpm(シャワー使用)バス加温温度:50℃冷却トラップ温度:約10℃試料の沸点:約20℃(水での真空度=約27hPa(20aHn)、メタノールの真空度=約133hPa(100aHn))●推算するための条件設定蒸発量=≒12.9L/h×5×54026410.794エバポレーターN-52型でメタノールを蒸発した時の処理量はどの程度?例2■試料による蒸発量の推算方法■物質の蒸発潜熱と密度分類代表的な物質沸点at1013hPa(760Torr)密度(g/cm3)at20℃蒸発潜熱kJ/㎏(kcal/㎏)at1013hPa(760Torr)低沸点物質n-ブタンー0.50.579387.6(92.6)臭化メチル4.5※1.730252.0(60.2)n-ペンタン36.10.626387.6(92.6)トリクロロフルオロメタン23.71.476182.1(43.5)ジエチルエーテル34.60.736375.9(89.8)臭化エチル38.41.4512301.0(549.7)ジクロロメタン39.81.326329.4(78.7)アセトン56.30.790501.1(119.7)1.1-ジクロロエタン57.31.175288.8(69.0)2-メチルペンタン60.30.654357.1(85.3)クロロホルム61.31.486246.1(58.8)メタノール64.70.7941105.1(264.0)テトラヒドロフラン66.00.888410.6(98.1)n-ヘキサン68.70.659384.3(91.8)1.1.1-トリクロロエタン74.01.349241.5(57.7)四塩化炭素76.81.595195.1(46.6)酢酸エチル77.10.901369.2(88.2)エタノール78.40.785853.9(204.0)メチルエチルケトン79.60.805439.5(105.0)ベンゼン80.10.874394.3(94.2)2-プロパノール82.40.786666.4(159.2)1.2-ジクロロエタン83.51.257323.6(77.3)トリクロロエチレン87.21.465239.4(57.2)1-プロパノール97.20.804680.6(162.6)ヘプタン98.40.684379.3(90.6)2-ブタノール99.50.807562.6(134.4)水1000.997≠12260.4(540)(at100℃)2427.9(580)(at30℃)高沸点物質ジオキサン101.31.034412.7(98.6)トルエン110.60.866363.3(86.8)1.1.2-トリクロロエタン113.51.442287.6(68.7)ピリジン115.00.978485.6(116.0)1-ブタノール117.70.810591.5(141.3)酢酸118.01.050405.2(96.8)2-ペンタノール119.30.810409.4(97.8)イソアミルアルコール130.80.809485.6(116.0)臭化エチレン131.42.169190.9(45.6)クロロベンゼン131.71.106324.8(77.6)1-ペンタノール138.00.814504.8(120.6)p-キシレン138.40.857339.1(81.0)m-キシレン139.10.860342.4(81.8)o-キシレン144.40.876347.0(82.9)スチレン145.20.901421.9(100.8)シクロヘキサン155.60.779356.2(85.1)1-ヘキサノール157.10.819448.7(107.2)n-デカン174.10.730275.0(65.7)1-ヘプタノール176.30.8221837.2(438.9)プロピレングリコール187.31.038707.0(168.9)1-オクタノール195.00.824411.1(98.2)エチレングリコール197.41.116920.1(219.8)ベンジルアルコール205.51.046467.2(111.6)グリセリン290.01.262663.1(158.4)※at0℃

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