Falcon 細胞培養&細胞生物学製品 総合カタログ 82-83(84-85)

概要

  1. 細胞培養・アッセイシステム
  1. 82
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82CorningLifeScienceswww.corning.com/jp/lifesciencesCorning®BioCoat®マトリゲルインベージョンチャンバーinvitroにおける腫瘍細胞の浸潤能を迅速かつ再現性高くアッセイできます。悪性細胞および正常細胞の浸潤能試験用invitroシステムw 再現性のあるシステムです。w HT-1080細胞の浸潤性は、3T3細胞に比べて5倍以上を示しています。マトリゲル基底膜マトリックスの均一な層がメンブレンの孔を覆います。w invitro基底膜のモデルです。w 非浸潤性細胞にはバリアーとなります。w 浸潤性細胞だけがマトリックスを消化し、インサートメンブレンを通過します。プロトコールでは下記を提供します。w 操作手順の標準化w 迅速なスタートアップアプリケーションBioCoatマトリゲルインベージョンチャンバーの利用により次の研究が可能になります。w 腫瘍細胞の転移能1-3w 浸潤性腫瘍細胞表面におけるマトリックスメタロプロテアーゼの発現4w ECM成分5または抗腫瘍剤(タキソール)6による転移阻害w 転移細胞における細胞表面蛋白の発現変化7w 胚性幹細胞8やトロフォブラスト(栄養芽層)9、線維芽細胞10のような正常細胞の浸潤w 乳ガン細胞の移動とメタロプロテアーゼ活性におよぼすドキシサイクリン(抗生物質:気管支炎・淋病治療用)の効果11w 新しく単離された嚢腫細胞株の転移能12w 遺伝子導入によるマウスメラノーマ(黒色腫)の肺転移の抑制13w その他各種細胞の浸潤アッセイ14-28品質管理w HT-1080細胞の浸潤性および3T3細胞の非浸潤性について試験w 細菌および真菌の陰性を確認保存-20℃で保存。CorningBioCoatマトリゲルインベージョンチャンバー基底膜を通る細胞浸潤の研究用invitroシステム。均一なマトリゲル基底膜マトリックスを、8.0µmポアサイズPETメンブレンのFalcon®セルカルチャーインサートにコートしてあります。HT-1080細胞ヒト線維肉腫細胞の走査電子顕微鏡像。メンブレンの孔を覆っているマトリゲルを消化しPETメンブレンの8.0µmの孔を通り移動しているBioCoatマトリゲルインベージョンチャンバーの模式図カタログ番号入数(ケース)単価(円)ケース単価(円)BioCoatマトリゲルインベージョンチャンバー3544818µmポア インサート付き6ウェルプレート 4枚242,64263,4003544808µmポア インサート付き24ウェルプレート 2枚242,38857,300BioCoatGFR(グロースファクターリデュースト)マトリゲルインベージョンチャンバー3544838µmポア インサート付き24ウェルプレート 2枚242,44658,700参考文献1.AlbiniA,etal.CancerRes.47:3239(1987).2.RepeshLA,InvasionMetastasis9:192(1989).3.ThompsonEW,CancerRes.51:2670(1991).4.SatoH,etal.Nature370:61(1994).5.KobayashiH,etal.CancerRes.52:3610(1992).6.MelchioriA,etal.CancerRes.52:2353(1992).7.StearnsMEandWangM,CancerRes.52:3776(1992).8.AlexanderCMandWerbZ,J.CellBiol.118:727(1992).9.LibrachCL,etal.J.CellBiol.113(2):437(1991).10.ChuY-W,etal.Proc.Natl.Acad.Sci.USA90(9):4261(1993).11.FifeRSandSledgeGW,J.Lab.Clin.Med.125(3):407(1995).12.DinneyCPN,etal.J.Urology154:1532(1995).13.YoshimuraM,etal.Proc.Natl.Acad.Sci.USA92:8754(1995).14.BarnhartB,etal.EMBROJournal23:3175(2004).15.LiH,etal.J.Biol.Chem.280(11):10564(2005).16.OstaW,etal.CancerResearch64:5818(2004).17.IshidaK,etal.MolCancerTher3:1069(2004).18.OwenCA,etal.J.Immunol.172:7791(2004).19.HuangJB,etal.CancerResearch64:2482(2004).20.IkomaT,etal.ClinicalCancerResearch10:1192(2004).21.MoriT,etal.MolCancerTher3:29(2004).22.BarnhartBC,etal.EMBO23(15):3175(2004).23.SukezaneT,etal.Oncogene24:5648(2005).24.SunJ,etal.Oncogene24:4701(2005).25.KimJH,etal.Nature434:921(2005).26.SeitzS,etal.Oncogene24:869(2005).27.OnoderaY,etal.EMBO24:963(2005).28.SeitzS,etal.Oncogene24:869(2005).細胞培養・アッセイシステムヒントBioCoatマトリゲルインベージョンチャンバーをご使用の際には、コントロール用の8.0µmポアセルカルチャーインサートを併用することをお勧めします。関連製品Falconセルカルチャーインサート.........................................................24
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83CorningLifeScienceswww.corning.com/jp/lifesciencesCorning®BioCoat®マトリゲルインベージョンチャンバー使用説明細胞培養・アッセイシステム用途CorningBioCoatマトリゲルインベージョンチャンバーは悪性腫瘍細胞ならびに正常細胞の細胞浸潤の研究に有用です。具体的なアプリケーションとしては腫瘍細胞転移能1、細胞外基質(ECM)成分2または抗腫瘍剤(タキソール)3による転移阻害、転移細胞における細胞表面タンパク質4またはメタロプロテアーゼ5の発現変化、および胚性幹細胞、細胞栄養芽層7や線維芽細胞8のような正常細胞の浸潤などの評価があります。浸潤研究はメラノーマ、膠芽細胞、星状細胞腫、骨肉腫、線維肉腫、肺、乳房、卵巣や腎臓の腺癌および様々な腫瘍細胞(細胞株や初代癌細胞)で成功しています。本製品は研究以外の目的には使用しないでください。要約BioCoatマトリゲルインベージョンチャンバーは細胞の浸潤特性をinvitroで評価できる環境を提供します。BioCoatマトリゲルインベージョンチャンバーは、Falcon®セルカルチャーインサートとFalconコンパニオンプレートから構成されています。このセルカルチャーインサートは、マトリゲル基底膜マトリックスの薄層でコートされた8.0µmのポアサイズのPETメンブレンからなっています。マトリゲル基底膜マトリックスはinvitroにおいて再構成基底膜として機能します。この層がメンブレンのポアを覆うことで、非浸潤性細胞の移動を阻止します。一方浸潤細胞(悪性および非悪性細胞)はマトリゲル基底膜マトリックスと8.0µmのメンブレンポアを浸潤することができます。メンブレンは光学顕微鏡および電子顕微鏡観察にも利用できるよう、染色後に容易に取りはずすことができます。マトリゲルインベージョンチャンバーはinvitroでの細胞浸潤研究に適した、便利かつ操作性に優れたシステムです。製品内容●インベージョンチャンバー(各24インサート)●カタログ番号354480の製品には、2枚の24ウェルFalconセルカルチャーインサートコンパニオンプレートと、プレート1枚につき12個のインサートが含まれています。●カタログ番号354481の製品には、4枚の6ウェルFalconセルカルチャーインサートコンパニオンプレートと、プレート1枚につき6個のインサートが含まれています。本製品に含まれていない必要材料●DMEM(無血清)のような重炭酸をベースにした培地●CorningBioCoatコントロールセルカルチャーインサート(24ウェル、カタログ番号354578)●5%ウシ胎児血清のような化学誘引物質●Falconセルカルチャーインサートコンパニオンプレート(24ウェル、カタログ番号353504または6ウェル、カタログ番号353502)●加湿培養インキュベータ、37℃、5%CO2●Diff-Quik染色キット(シスメックス株式会社より販売カタログ番号16920)または適当な固定液と染色試薬●クリーンベンチ●メス(No.11ブレードを推奨)●カメラ付き(オプション)顕微鏡●スライドとカバーガラス●綿棒●滅菌済みピンセット●封入剤注意事項a.以下説明の操作手順はHT-1080ヒト線維肉腫細胞の利用に合わせ最適化されたものです。結果は、実際に使用した細胞や条件、特に培地、インキュベーション時間、細胞播種密度、化学誘引物質によって変わることがあります。使用するシステムに合わせて条件を最適化する必要があります。b.保存:本セットはオリジナル包装のまま-20℃に保管してください。c.すべての操作は無菌条件下で実施してください。

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