左ページから抽出された内容
HOMEPAGEホームページhttps://www.harioscience.com検 索ハリオサイエンス製品の特徴や、他企業様とコラボレーションさせていただいた実例を紹介しております。お得意先様へのプレゼン資料などにご活用ください。また、ホームページからアクセスできる公式通販サイトでは、製品ひとつから販売しております。36
右ページから抽出された内容
使用上の注意■加熱する場合1)弱熱より徐々に加熱してください。直火で使用される場合も同じですが、局部加熱は避けてください。均一加熱を行 うためには、セラミック金網などを使用してください。2)沸点の低い物質や引火性物質を加熱する場合は、直火や電熱器の使用を避け、湯器(ウォーターバスやオイルバ スなど)を使用してください。湯器の使用においても 安全には十分に配慮してください。3)加熱終了後、濡れた台や布の上に置いたり、冷水に浸す等は、急激な温度変化によりガラスが破損する場合があります。4)加熱したガラスをつかむ場合は、火傷防止のため必ず耐熱手袋や専用ハサミ(トング)などの器具を使用してください。5)加熱中に容器の上から覗くのは避けてください。内容物が急に吹き出す可能性があり大変危険です。■減圧で使用する場合1)一般的に減圧用のガラス器具は厚みのある製品で、減圧用デシケーター、吸引フラスコ、ろ過器などです。化学反応試 験や減圧蒸留試験には丸底フラスコ、なす形フラスコ、ケルダールフラスコ等が用いられますが、使用する前には必 ず「キズ」「歪み」「偏肉」などがないことを確認してからお使いください。2)平底フラスコや三角フラスコなど底が平らな物は、構造上の強度が弱いので危険です。減圧は避けてください。■加圧で使用する場合1)ほとんどの理化学用ガラスは、加圧で使用できません。2)あえて使用する場合は、「キズ」「歪み」「偏肉」などが絶対になく「形状」を考慮の上、微圧に限ります。(但し、実施条件に張力、その他の物理的条件を加味して使用してください。また、万一に備えて被害を防ぐため、必ず防護スクリーンなど の安全対策を施してから使用してください。)■滅菌する場合オートクレーブ使用の場合1)ガラス器具に「キズ」「歪み」「偏肉」などがないことを確認してください。2)オートクレーブの金属面にガラスが直接触れないようにしてください。3)取り出す際は常温に戻してから出してください。急激に温度を下げること(強制冷却)は避けてください。■洗浄について1)新しく購入されたガラス器具は、必ず洗浄してから使用してください。2)実験に使用したガラス器具は、一般の洗浄程度では残留物が落ちない場合があります。その場合は、希硝酸液を用いて超音波洗浄器で洗浄してください。3)超音波洗浄器を用いて洗浄する場合 ●ガラスに「キズ」や「ヒビ割れ」があるものを超音波洗浄器にかけると破損します。 ●超音波洗浄器によっては、洗浄槽に直接入れずに「洗浄かご」や「間接容器(ビーカー)」を使用しなければならないも のがあります。ご注意ください。 ●洗浄液は使用頻度に応じて適時交換してください。「キズ」や「汚れ」の原因になります。4)洗浄液及び付着物は直接捨てられないものがありますので、廃水には十分にご注意ください。5)洗浄剤を使用した場合は「ゆすぎ」を十分に行ってください。その後は器具乾燥機などで乾燥後、保管してください。6)洗浄には中性洗剤をご使用ください。ガラスは酸に強く、アルカリに弱い性質があります。強アルカリの洗浄剤を使用す ると、表面が白濁したりプリントが消える可能性がありますのでアルカリ洗剤の使用は避けてください。7)洗浄剤はその目的に応じたものを使用してください。臨床分野では殺菌入りのものもあります。8)金属たわし、研磨材入りスポンジ、クレンザーを使用しないでください。ガラスの表面にキズをつけ、思わぬときに破損 する原因になります。9)洗浄が終わったら最後に純水(蒸留水や精製水)で仕上げの洗浄をしてください。■有機溶剤を使用する場合有機溶剤を使用する場合は、適切な換気装置が付いた部屋でご使用ください。■その他1)クランプを使用してガラスを固定する場合は、ガラスと金属が直接触れないようにしてください。また、過度の締め付け によりガラスが破損することがありますのでご注意ください。2)内容物が液体から固体、固体から液体などの変化をする場合、体積の変化により圧力がかかってガラスが破損する場 合があります。用途にご注意の上、状況にあった使用をしてください。3)ゴム管やゴム栓の取り付け、また外す際はタオルや手袋などで手を保護してください。また、取り付ける際は、無理に力 を加えずゴム管の内部を水などでぬらして滑りやすくし、外す際はナイフで切り取ってください。 ■お取り扱いについて当社ガラス製品は化学的特性、耐熱性、透明性に優れた材質で製作していますが、機械的衝撃にはもろく壊れやすい性質があります。切傷、火傷をしないようお取扱いには十分ご注意ください。特に大きなビーカーは、中身の入ったビーカーを持つときは、(A)のように底部から支えるように持ってください。(B)や(C)のようにビーカーのふち部分をつかんで持ち上げたり振ったりすると破損する恐れがあります。また、破損により内溶液に触れて火傷したり、破断面で切傷を受けたりする恐れがありますので、ご注意ください。37
お探しのページは「カタログビュー」でごらんいただけます。カタログビューではweb上でパラパラめくりながらカタログをごらんになれます。