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リキッドハンドリングリキッドハンドリングH28www.corning.com/jp/lifesciencesフィルターシステムボトルトップフィルターチューブトップフィルターCorning®フィルターの耐薬品性コーニングフィルターの機械的強度、外観、色、形状安定性は、使用する薬品により様々な程度で影響を受けます。具体的な作業条件、特に温度と曝露時間によっても耐薬品性は影響を受けます。コーニングフィルターとハウジングの耐薬品性に関する基本的な情報は表3をご覧ください。ステップ3：メンブレン直径の選択第3のステップでは、サンプルを速やか、かつ効率的に処理するのに充分なろ過容量またはろ過液量を持つフィルターを選択してください。フィルターは主にメンブレンの表面積に基づいて選択します。フィルターのデザインと、ろ過面積と、有効ろ過液量との間の関連性は表4の通りです。有効ろ過液量は粘性のある液体、または微粒子の多い液体で最低値となり、バッファーや無血清培地で最高値となります。ステップ4：用途に最適なデバイスの選択コーニングは陽圧式シリンジ、ディスクフィルター、および吸引ろ過フィルターの3種類の基本的なフィルターを提供しています。吸引ろ過フィルターには再利用可能とディスポーザブルの両方のプラスチック製品として複数のデザインとスタイルをご用意しています。ディスポーザブル・プラスチック製吸引ろ過フィルター滅菌フィルターとしてフィルターシステム、ボトルトップ用フィルター、および遠沈管トップ用フィルターの3種類のスタイルをご用意しています。角度付きのホースコネクターによりバキュームの取り付けも容易です。コーニングのフィルターシステムは、アダプターリングを介して取り外し可能なポリスチレン製レシーバーストレージボトルに接続されたポリスチレン製フィルターファネル、およびポリエチレン製の滅菌キャップから構成されています。レシーバーストレージボトルの側面は取り扱いを容易にするイージーグリップ仕様になっています。処理能力を高めるためポリスチレン製のレシーバーストレージボトルを追加でご購入いただくことも可能です。フィルターにはセルロースアセテート、ニトロセルロース、ナイロン、およびポリエーテルスルホンメンブレン製のタイプをご用意しています。Corningボトルトップフィルターは、フィルターシステムと同じポリエチレン製フィルターファネルを使い、容量も同じですが、アダプターリングはお持ちのガラスまたはプラスチック製ねじ口ビンに装着できるよう設計されています。フィルターはセルロースアセテート、ナイロン、およびポリエーテルスルホンをご用意しています。50mL遠沈管フィルターは18cm²セルロースアセテートメンブレンを装着した150mLポリスチレン製フィルターファネルが50mLポリプロピレン製遠沈管に取り付けられ、遠沈管に直接フィルタリングを行うことによって不要な入れかえを最小限に抑えています。フィルターはセルロースアセテート製メンブレンのものをご用意しています。ディスポーザブル・シリンジフィルター小型（直径4、15、25、および28mm）のシリンジフィルターは、液体の入った容器と圧力源の両方として機能するシリンジと共に使用します。これらについては100%リークテストを実施済みです。HPLC認証済みの非滅菌シリンジフィルターは、ナイロン、再生セルロース、およびPTFE（ポリテトラフルオロエチレン）製が耐薬品性をさらに高めたポリプロピレン製ハウジングと共に提供されています。細胞培養向け試験を経た滅菌済みシリンジフィルターには、PES、再生セルロース（DMSOを含む溶液に最適）、および界面活性剤フリーのセルロースアセテート製メンブレンが、ポリプロピレンまたはアクリルコポリマー製ハウジングでご用意しています。より直径の大きい50mmシリンジフィルターはPTFE（ポリテトラフルオロエチレン）製メンブレンとポリプロピレン製ハウジングから構成され、ホース用のコネクターを備えています。この製品は強力な溶媒やガスのフィルタリング、およびガスを滅菌下で排気しなければならない用途に最適です。疎水性膜を持つ（水溶液を通さない）ため、真空配管やポンプの保護にも最適です。表4一般的なろ過液量フィルターデザインと仕様ろ過面積（cm²）ろ過液量（mL）*直径4mmシリンジフィルター0.070.05∼3直径15mmシリンジフィルター1.73∼15直径25mmシリンジフィルター4.810∼50直径28mmシリンジフィルター6.210∼50直径50mmシリンジフィルター19.6100∼500150mLフィルターシステム（42×42mm）13.6100∼500250mLフィルターシステム（49.5×49.5mm）19.6200∼750500mLフィルターシステム（63×63mm）33.2300∼1,5001,000mLフィルターシステム（79×79mm）54.5500∼3,000*この値は水溶液を0.2µmメンブレンでろ過した場合の値です。血清などのタンパク質を含む溶液では、表より低くなることが予想されます。プレフィルターの使用で、ろ過液量はこの値よりも50∼100%増加することが期待できます。
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リキッドハンドリングリキッドハンドリングH29www.corning.com/jp/lifesciencesシリンジフィルター安全な使用のためにコーニングのフィルターユニットは、安全なラボ操作のための知識のある人が使用することを想定しています。いかなる研究室でも安全は最も重要な課題です。使用条件の多様さゆえ、コーニングでは吸引、加圧条件下でのガラス製品、プラスチック製品のいかなる破損に対しても保証いたしません。表面の損傷、不適切な圧力や温度、耐性の無い薬品の使用なども破損の原因になります。作業者の安全のために、常に適切な安全対策をとる必要があります。研究室での安全性の改善策としてコーニングはフィルター製品の安全使用のために以下のことをお勧めしています。◗適切な保護具を装着してください。◗ガラスやプラスチックのボトルと一緒に吸引ろ過使用するときは、ボトルの破裂により怪我をする危険性があります。これらの怪我を防ぐために、吸引ろ過をする際には使用するのがガラス容器、プラスチック容器に関わらず目元を保護するためのものを使用することを強くお勧めします。使用するボトルは吸引ろ過用にデザインされたボトルのみを使用してください。◗円柱形ボトルを常に使用してください。◗45mmネックサイズのボトルトップフィルターを2L以上の容量のストレージボトルで使用しないでください。◗角型ボトルを吸引の用途に使用しないでください。◗33mmネックサイズのボトルトップフィルターを500mL以上の容量のガラスボトルもしくは円筒型でないボトルで使用しないでください。◗プラスチック製のローラーボトルを吸引ろ過用のボトルに使用しないでください。◗吸引に適していないデザインのボトル、例えばボトルにキズがついていたり欠けているもの、ひびが入っているものを吸引ろ過に使用しないでください。また、ボトルにストレスが生じるような形で固定したり、手で持った状態では吸引ろ過しないでください。◗5mL容量以下の小さいシリンジを用いてシリンジフィルターを使用するときは加える圧力が75psiを超えないように注意をしてください。メンブレンやハウジングの破損につながります。また、貴重なサンプルの損失や怪我の原因にもなります。目詰まりによってろ過速度が遅くなった場合は圧力を強めるのではなく、フィルターを交換することをお勧めします。参考資料・Brock,T.S.MembraneFiltration：AUser’sGuideandReferenceManual.ScienceTech,Inc.Madison,WI,381pp.（1983）.・Lukaszewicz,R.C.andFisher,R.MechanismsofMembraneFiltrationforParticulateandMicrobialRetentioninCriticalApplications.PharmaceuticalTechnology,Vol.5（June1981）.・Walsh,R.L.andColes,M.E.BindingofIgGandOtherProteinstoMicrofilters.ClinicalChemistry26（3）：496-498（1981）.表5コーニング製フィルターのタイプタイプ滅菌処理フィルター直径（mm）メンブレンの素材孔径（µm）特徴シリンジフィルター一部済み4、15、25、26、28RC、PES、SFCA、NY、およびPTFE0.2、0.45、0.8少量の圧力式フィルタリングに最適シリンジフィルター（50mm）済み50PTFE0.2溶媒とガスのフィルタリングに最適吸引ろ過フィルターシステム*済み42、49.5、63、79PES、CA、CN、およびNY0.1、0.2、0.22、および0.45濾液保存用のイージーグリップボトルボトルトップ吸引ろ過フィルター*済み42、63、79PES、CA、およびNY0.2、0.22、および0.452種類のネック幅により大半のガラス製ボトルに対応チューブトップ吸引ろ過フィルター*済み42CA0.22および0.4550mL遠沈管に直接フィルタリングすることにより不要な入れ換えを最小限に抑えるSpin-X®遠心フィルター一部済み7.7CAおよびNY0.22および0.45アガロースゲルからのDNA精製に最適*メンブレンは正方形です。CN=ニトロセルロース、CA=セルロースアセテート、NY=ナイロン、PES=ポリエーテルスルホン、PET=ポリエチレンテレフタレート、RC=再生セルロース、PS=ポリスチレン、PTFE=ポリテトラフルオロエチレン、PP=ポリプロピレン、AC=アクリルコポリマーその他の製品と技術情報についてはwww.corning.com/jp/lifesciencesをご覧ください。
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