溶媒抽出装置 2-3(2-3)

3サンプルは、沸騰状態の溶媒中で常に抽出されます。蒸発した溶媒は冷却器で凝集され溶媒容器に戻ります。抽出された脂質類はそのまま溶媒容器に留まります。サンプルは沸騰溶媒で抽出されます。加熱されて発生した溶媒蒸気はフィルターを通り、サンプルも透過して冷却器に達します。冷却器で凝集された溶媒は落下し、サンプルを通り、再び溶媒容器に戻ります。同時に抽出された脂質類も一緒に溶媒容器に落下します。この工程を続けることで、脂質類が溶媒容器に捕集されます。サンプルは溶媒蒸気と冷却された溶媒の両方で抽出されます。Randall法（HEタイプ）Twisselmann法（E-800で対応）：冷却された溶媒の流れ：溶媒の蒸気：冷却された溶媒の流れ：溶媒の蒸気冷却器冷却器サンプル容器（ガラスフィルター・円筒ろ紙）サンプル容器（ガラスフィルター・円筒ろ紙）マルチスピード抽出装置E-800HE→P.7スピード抽出装置 E-500ERHE→P.8高速高圧抽出装置E-916、E-914→別カタログRandall法日本の公定法としては指定されてないが、抽出効率は『ソックスレー法』と同等Randall法日本の公定法としては指定されてないが、抽出効率は『ソックスレー法』と同等分野により従来法と抽出効率が同等であれば、使用可能（実際に運用中）多用途対応・環境分析・高分子材料添加物抽出・食品中の機能性成分抽出・無機・金属材料の表面洗い流し食品・飼料分野・食品・飼料の脂質定量※タンパク・糖質が多く含まれ、酸分解（加水分解）が必要な場合は、H-506（→P.9）の併用を推奨多用途対応・環境分析（PCB・ダイオキシン類等の土壌・大気・食品分析等、多くに実績）・高分子材料添加物抽出・食品中の機能性成分抽出・無機・金属材料の表面洗い流し沸点150℃以下の有機溶媒・トルエン・キシレン・メタノール下記の有機溶媒専用・ジエチルエーテル・石油エーテル※・n-ヘキサン※・クロロホルム※※これらの溶媒のみ使用可能なモデルもございます多種溶媒対応可能※ただし下記は使用不可・ジエチルエーテル・ジオキサン・二硫化炭素40分/90mL※自動ソックスレー法より抽出時間が短く、溶媒消費量が少ない40分/50mL※自動ソックスレー法より抽出時間が短く、溶媒消費量が少ない30分∼/10mL※ソックスレー法等に比較し、大幅な時間短縮・抽出効率向上【例：ダイオキシン分析】ソックスレー抽出：16時間高速高圧抽出：1時間すべての装置は抽出後、自動的に乾燥（溶媒除去）まで実行します。ただし、正確な計量のためには乾燥機での乾燥を実施してください。・アセトニトリル・THF・水等・アセトン・MTBE・ジクロロメタン・ペンタン・強アルカリ・強酸